中国での自社製品を売る | ガルベラ・パートナーズグループ

Ｑ、自社製品を中国で販売したいです。販売までに行うことを教えて下さい。

Ａ、中国現地においての自社製品を販売するために行うことをご案内させていただきます。

 

解説（公開日： 　最終更新日： ）

   

中国国内で自社製品を販売するためのステップ

① 市場調査：

売れる商品やサービスを作るにはお客様が購入したいものを知ることが重要です。そのためには中国市場のニーズを理解する必要があります。中国人が望んでいる製品やサービスを作るため、ターゲット像、製品・サービス/価格の設定、プロモーション方針、ブランド認知度などを含め、競争力のあるマーケティング戦略が欠かせないです。

 

② 適切なブランディング戦略：

日本国内で知名度の高いブランドであっても、中国でその知名度は通用しません。自社ブランド認知度の向上は中国市場に進出するため1からのスタートとなります。ブランド認知度を向上するためには、中国のSNSプラットフォームやオフラインのイベント会場でブランドの露出を増やすことで、ブランド認知度を高めることができます。中国市場はデジタル化が進んでいるため、SNSブランディングを行いながら、特徴や利用者の傾向、自社製品やブランドとのマッチングなどを総合的に考え、戦略から練っていくことが重要です。

 

③ 現地化：

中国市場向けにローカライズした市場戦略を立てることが重要となります。

企業側が中国消費者に対して深く理解し、中国の消費者からの信頼を得て愛着を持ってもらえるようにするには、現地のことを調査し、自社がターゲットとする層を細分化しなければなりません。中国現地に法人設立することも現地化の一つです。

 

④ ネット通販販売：

中国市場に進出する重要なルートになります。

天猫(T-mall)、淘宝(タオバオ)、京東(J.com)などのEC販売プラットフォームで旗艦店を開設し、これらのプラットフォームを通じて販売チャネルを拡張し、販売量を高めることができます。さらに、各ソーシャルメディアもビジネス向けに多くの機能を搭載できるようになりました(例えば、ショップ機能や決済機能など、購買・決済までの一連の流れをSNSのアカウントからスムーズに行えるなど、UXが高まりました)。

 

⑤ 現地の代理店や運営代行の探し：

代理店は中国ビジネスに欠かせない存在です。

中国現地パートナーを通して、中国現地市場でより多くのチャネルと販売チャネルを獲得でき、製品の販売につなげていきます。中国現地パートナーからは、知名度の低い商品に対しては、チャネル入場料やプロモーション料などを加味し、より高い販売要件を求められますが、販売促進コストを小さくできることも一つのメリットかもしれません。

 

⑥ 優れたサービスを提供する：

販売促進からアフターサービスまで一連の業務において高い質を求められます。中国現地消費者が関心を持っているのは製品だけではなく、サービスの質も含まれています。価値を認めてもらう活動や継続的な情報発信、ユーザーと積極的に関わりを持つことなど、心の通じた顧客サービスを提供することが出来ます。

 

まとめ

今回は、中国現地での自社製品を販売するために必要なステップをご案内させていただきました。中国現地での販売や中国現地法人設立など中国進出に関してのご相談はhttp://business.chinafocus.jp/まで、お問合せください。

 

ご案内

ガルベラ・パートナーズでは、中国進出から会計税務・労務・中国での生活サポートなどをワンストップでサポートしています。

詳しくはこちらのサイトをご覧ください。